処遇カウンセラーという仕事

今年から処遇カウンセラーという仕事をすることになりました。
私はカウンセラーとして働くようになって、24,5年経つのですが、
処遇カウンセラーという仕事は始めてです。

以下は朝日新聞デジタル2023年11月8日の記事から一部抜粋したものです。
犯罪被害者や遺族の心情を聞き取り、受刑者や少年院の入所者に伝える新制度が12月1日から始まる。これまでも保護観察中の加害者に伝える制度はあったが、受刑者らにも対象を広げる。社会に復帰する前の段階で、自分が起こした事件の被害と向き合わせ、更生につなげる狙いがある。全国の刑務所や少年院に新たに設ける「被害者担当官」が、希望する被害者らから原則、口頭で心情を聞き取り、書面にまとめる。その後、書面の内容を加害者に読み聞かせ、個別の処遇や教育に役立てる。希望する被害者らには、読み聞かせた際の加害者の反応や発言なども書面で伝える。

私は処遇カウンセラーとして、上記の制度の枠組みで働くことになります。
始まったばかりの制度ですから、私自身の経験を多少活かせるとしても、
私が知らないことが山ほどあります。学ぶことは多いですね。。。

ただこの仕事をする上で最も大切なことは、いつものカウンセリングと同じく
「人の話をよく聴く」ことです。被害者、あるいはその家族の話を「傾聴」することが仕事になるのだと思います。

私はカウンセラーとして常に心がけていることがあります。
それは、自分の価値観を棚上げして(時に一般常識も棚上げして)相談者が何を大事にしていて、何に苦しんでいるのかを
分かろう、という姿勢
です。この処遇カウンセラーという仕事は、この姿勢を強く意識することなのだと思っています。

堅苦しいことばかり書いてしましましたが、
この写真の我が愛犬の可愛さに、いつも癒やされてます。
(去年のクリスマス頃?いつもシャンプーカットをしてくれるお店で撮ってくれてました、かわいい!!)

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