問題や悩みを抱えた「本人」がカウンセリングに行かないとダメ!ではありません。
実際に「本人」いわゆる当事者がカウンセリングにこれないことがしばしばあります。例えば不登校の場合、本人が自らカウンセリングを希望していることはまれです。(もちろん、ご本人が来談されることもあります。)子どものことを心配し、どうしたらよいかと悩む親御さんがカウンセリングに来ることでよいのです。
家族カウンセリングとは、家族でカウンセリングを受けることだけを言っているのではありません。悩み苦しんでいる人のそばにいる人「家族」をサポート、ケアも目的としています。家族をひとつの治療システム、要は家族で問題を解決してけるようにカウンセラーは応援します。悩み苦しむ人にカウンセリングを無理強いはしません。その人にどのように対応していくのかを家族のどなたかと(時に家族全員を)共に考え、解決を進めていきます。同時にその方をケアします。落ち込みや焦りが強いときはねぎらい、上手くいってことがあればそれを褒め共に喜ぶのです。カウンセラーは、人生における伴走者、なのです。
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